現役美容師のTKCです!今回のテーマはアップサイクルです!!
- 美容師歴20年トップスタイリスト
- 年間3000人以上のお客様を担当しています
- 商品開発の経験あり
- あらゆる美容商品を取り扱ってきました
アップサイクルとは?
アップサイクルとは
本来であれば捨てられるはずの廃棄物に、デザインやアイデアといった新たな付加価値を持たせることで、別の新しい製品にアップグレードして生まれ変わらせることをいいます。
リサイクルではなく、価値を高めることがアップサイクルの定義です!
アップサイクルは食品、家具業界、ファッション業界など、さまざまな業界で注目されています。
アップサイクルとリサイクルの違い
アップサイクルは、これまでのリサイクルのように「原料」に戻すのではなく、元の製品として「素材」をそのまま活かしてさらに価値を高める方法です。
再利用のリユースとも違い、別の製品として生まれ変わらせることで、その寿命を長く引き延ばすことができる可能性があると言われています。
アップサイクル例
古くなって使われなくなった電話を
オシャレな照明のインテリアに。
これ素敵ですね!欲しい!!
飲料水のゴミをマスクにしたり。
その他にも
耐用年数を越えたソーラーパネルをテーブルにしたり、擦り切れた捨てるはずだったタイヤをカバンに作り変えたりと色々な業界でアップサイクルが行われています。
日本でのアップサイクル
日本でリサイクルという言葉の認知度は98%。ほとんどの方知っている言葉です。
それに比べてアップサイクルという言葉の認知度は45%だそうです。
しかしアップサイクルの内容を説明した上でアップサイクルの必要性を聞くと92%の方が必要だ!と答えたそうです。
アップサイクルの認知度と必要性のギャップが日本にはある現状ですね。
海外でのアップサイクル
シンガポールのはなし
シンガポールは国土が非常に狭く、東京23区と同等ほどの面積しかありません。そのため天然の水資源や貯水施設用の土地が不足していて、水の確保が大きな国家課題だったそうです。
2003年から実用化がスタートした下水再生水・NEWaterは、「シンガポールにおける水の持続可能性の柱」とも呼ばれ、現在は国内で5ヶ所の工場が稼働し、国内の水需要の約40%をまかなっているそうです。
家庭などから排水された使用済みの水は、NEWaterの工場で高度な膜技術と紫外線消毒によってさらに浄化されて
100%再生水を使用したビール
「NEWbrew(ニューブリュー)」
の原料にもなっています!
生活排水などからアップサイクルされたアップサイクルビールがシンガポールでは人気なようです!
今回の記事のまとめ
まだまだ日本では認知度の低いアップサイクルですが、世界でみるとあらゆる国で積極的に取り組まれはじめています。
この波は必ず日本にもくるので、まずはアップサイクルという言葉を覚えることが第一歩だと思います!
最後まで読んで頂き
ありがとうございました
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